スガハラガラス工房 探訪記

 

東金から九十九里浜へと向かう県道75号、(通称豊海県道)の中間付近
九十九里自動車教習所に隣接する 菅原工芸硝子株式会社「sghr」 です。

初めて来るときは、場所が分かりにくいと思います。
この看板の所から右折します。
 

スガハラガラス(sghr)は、その手作りの技術の確かさと高いデザイン性から、国内外での評価を得ている
ガラス専門の会社です。

工場は長い歴史を感じさせるたたずまいの、スレート葺建屋と高い煙突。
煙突も高温のためか?  先端は失われています。

 

工場入り口に展示されている、解けたガラスを入れる容器です。
高さは1メートルほどですが、1400度の液状のガラスは大変重く、内容量は200キロになるそうです。

 

工場のそばに展示されている工房兼ショップ。
取り扱っている膨大なシリーズの製品すべてがガラス職人によるハンドメイド。

そのため同じシリーズのものでも1点1点に違いがあって、機械で作られた量産品とは違うあたたかみを感じることができます

工場に併設されたショップということもあり、広い店内に全ての製品が揃っています。
様々なシリーズが出ていますが、こうして一度に見ることができるのは、ここだけだそうです。

 

ガラス製品は手作りのため、どれ一つとして同じものはありません。
色合い、柄、大きさ、様々ですので、自分に合った品物を選べます。


ガラス工芸を楽しんだ後はショップに併設された「sghr cafe」
ドアノブまでが、ガラス製品のこだわりです。

スガハラガラス自体が有名なので、そのガラス食器を使ったランチを楽しみに来るお客様が多いカフェです。
時間帯によってはかなり待たされますが、隣のお店で工芸品を見てるいると、呼びにきてくれます。

 

フードもスイーツも全品自家製。地元産の素材を取り入れて、カフェのキッチンで作っています。

こだわりのフードとドリンクとガラスの器の組み合わせを、楽しめます。
お水を入れたコップも一つずつ形、大きさ、色が違っていて、それだけでも楽しいです。

コーヒーは、仙台にお店を構える バル・ミュゼット さんの豆を使用し、コーヒーマシンは、イタリア最高峰と言われる
「ラ・マルゾッコ」 を使用しています。

 

お店の周囲に張られた、テラス席
こちらの席はペット同伴可・喫煙も可能です。