鋸山 1500羅漢と大仏


好天気に誘われて鋸山の大仏と1500羅漢を見てきました。


幾つかの参道ルートがありますが、歩いたコースは赤い線でなぞりました。
全コースの参道を歩くには、二日はかかります。


登頂にはロープウェイと、有料無料の二本の登山道がありますが、大仏や1500羅漢を
見るには、無料の登山道が便利なので、そちらを利用しました。

有料登山道と違って狭い道で、内房線の下をくぐって登山道に入ります。


たかだか330メートルの山ですが、海岸からせり上るミニいろは坂
結構登山ドライブ雰囲気が味わえます。
無料の駐車場がありますが、GW明けの平日のせいか、空いていました。


駐車場から登って関所があり600円払って参道に入ります。

丁字路に突き当たり左にコースをとると日本寺があります。
これは本堂でしょうか?


静寂な空気の流れる日本寺の参道。ここからひたすら階段を登ります。
途中には「心臓の弱い人は登らないように」との看板も見かけました。


1500羅漢は参道のあちらこちらに数十個程度にまとまって、正確には1553体になるそうです。

この石像群は、安永9年(1780)に当山第九世高雅愚伝禅師の発願により、
上総桜井(現在の木更津市)の石工である大野甚五郎英令が、門弟27人と21年をかけて
彫ったもので、どれ一つとして同じ顔がありません。

小心者の私、羅漢像は不気味で、カメラ向けるのも怖かったです。


アップダウンの繰り返し、ひたすら歩くこと一時間、
頂上に向かう左の道と下る右側の道の分岐点がり、下りの道を進みました。

暫く下ると「大仏広場にたどり着きt「薬師瑠璃光如来」という総高31.5mの日本一の大仏が見られます。
鎌倉の大仏の約2倍の大きさで、座像の石仏として日本一の大きさを誇ります。

この石仏は、世界平和、万世太平を祈願し、天明三年(1783年)に大野甚五郎英令が
27人の門徒と岩山を3年かけて彫刻したものが原型です。

その後昭和41年に4カ年にわたって修復されました。


近くで見ると圧巻の迫力です!


広場には、みんなの願いが集まるパワースポット「お願い地蔵尊」もありました。
お地蔵様にお願いする人の名前を書き、願いを唱えながら納めると願いが叶うといわれています。

その数の多さには、圧倒されました。


大仏広場から東京湾を望む景色は、今までの疲れを癒すのには充分でした。

ここには休憩所やトイレも設備されていて、一息入れて更に下ると、元の駐車場に到着です。