保田・江月水仙ロード

友人宅へ行ったら、そのまた友人が来ていて、突然「保田の水仙ロー」行こう ってことになった。
丁度正午、高速道路使って行けないことはないけど・・と言いつつ出発!
お昼ご飯なんぞ食べてる時間はないぞ! 

即  レッツ ゴー

 

午後1時半、「道の駅・保田小学校」に到着
トイレすまして、サンドウィッチ買って、車の中で胃袋に詰め込んで 出発!!


水仙ロードは道幅は狭い。
雨は上がったけど、道路はまだ濡れています。

水仙ロードの途中に駐車スペースは道幅の広くなった場所はいくつかあるけれど、2-3台程度。
雨上がりの午後で空いていてよかったですが、混雑している時は車はちょっとヒンシュクを買います。

 

ちょうど陽もさしているお天気で、雨上がり水仙の白もキレイですね〜。

この季節には紅葉と水仙、秋と冬のコラボも見ることが出来ました。

 

鋸南町江月地区は温暖な南房総に属し、かつ北側には房総では比較的高い山である鋸山がそびえ
冬の季節風をブロックしてくれ、山懐に囲まれた江月地域は冬でも暖かい恵まれた場所です。

 

私は車を移動させながら、連れの二人は写真を撮りながら、ゆっくりと歩いて登ってゆきます。
私も車を移動させたり戻ったり歩いていると、ダウンを着ていては、暑すぎました。

 

この周辺一帯の水仙の花づくりは、江戸時代から大変有名で、正月を飾る花として、江戸に船で運ばれたそうです。
今では、鋸南町の水仙は、越前、淡路島とともに、日本三大水仙群生地に挙げられるほどです。

 

 

水仙栽培農家の植える水仙が、道路の両脇約3kmにわたって、山野斜面を埋め尽くしながら点在し、
ハイキングを楽しみながら鑑賞できるようになっています。

スイセン畑の中には、「わらぼっち」が数ヵ所置かれています。。
今では、わらは使いませんので、観光客用に作られたものですが、風情があります。

 

丘の斜面に上ったり、下の土手の斜面を下りたりできる場所もあるのですが
水仙栽培農家の農地だから、あまりどんどん入り込まない方がいいですね。
お花も踏まないように気をつけないと!

 

日本水仙は、そんなに大きなお花でもなく、背もそんなに高くないので、遠目で全体を撮ると、
ちょっと地味めになってしまいますが、楚々としていて、清楚で、とっても気持ちが癒されます。

 

くねくねと続く道の左右は、斜面や丘になっており、斜面の下方には小さな七面川が流れています。
道なりに続く、丘の斜面や川まで下る土手の斜面に、日本水仙がほぼずっと植えられているのです。

 

今は人の手でこういう群生になっていますが、昔はほんとうの野生の水仙が群生していたんでしょうか・・・。
爽やかな白さと、甘い香りに包まれて、時間が経つのも忘れちゃいます。


海抜120mの富士見台と呼ばれる、頂上にたどり着きました。
まだ坂道は続くので、山頂と言う訳ではありませんが、水仙ロードの終点なので頂上と言われます。
その名の通り富士山の撮影ポイントです。

夕暮れの迫る中、しばらく雲の切れるのを待ちましたが、綺麗には撮影出来ませんでした。
上手く行けたら看板の写真のように、綺麗に撮影できるらしいのですが。

 

帰り道、夕闇迫る「道の駅・保田小学校」で再度トイレ休憩
売店では水仙を切り花にして、売っていましたが買ってきませんでした。
栽培農家のために少し買って、お金を落としてくればよかったかな・・と後から後悔しました。